■空調には膨大な経費が必要
クリーンルームに代表されるような高精度に温度・湿度コントロールされた部屋や、クリーン度を維持する大空間は、部屋全体を空調するため、一般的にすべての工程が同じ空調レベルになります。最もシビアな装置・工程にあわせるため、部屋全体が過剰な高精度空調となってしまうのです。
例えるなら、かすり傷の人も重病の人も集中治療室で治療するような感覚で、膨大な設備投資と経費が必要となります。
■激変する製造環境に対応するには膨大な設備投資が必要
競合他社より優れた製品を生み出すために、製品品質はもちろんのこと、材料加工・組立検査を含めた製造品質向上に、新しい投資を短期間で行っています。この激変する製造現場の要求に対応するために、全体空調にも膨大な投資を必要とします。
■外気導入による維持管理費用が膨大
クリーンルームはフレッシュエアーを取り込むのが一般的です。クリーンルーム内の空調条件は、導入するフレッシュエアー、周囲温度、湿度に大きく左右されます。空間に比例して、同じ温度・湿度・クリーン度に維持管理するには、膨大なコストと労力がかかります。

クリーンルームのような大空間の空調管理は、設備されている装置の内部、工程上の局所空間にまで高精度の温湿度管理を行き届かせるのは困難です。 つまり、従来の工場全体の空調では高コストなうえ、全ての機械や装置に適正な空調とは言えません。そこで、コストカットと精度アップの切り札となるのが局所精密空調なのです。